全障研第46回広島大会
       2700名こえる参加ありがとうございました!
オープニング 広島国際会議場 記念講演
文化行事 重点報告の秋保さん 重点報告の加賀さん
分科会 分科会 原爆ドーム
学習講座 茂木俊彦さん なかまの分科会 分科会
分科会 海ファミリーのサインセール 分科会

■とき 2012年8月11日(土)、12日(日)
■会場 全体会 11日=広島国際会議場  分科会12日=広島市立大学、広島医療保健専門学校、専門学校広島工学院大学校

大会テーマ  
 つなげよう みんなのねがい
 たしかめあおう 人間の尊厳
 ねづかせよう 発達保障
 きずこう 平和でインクルーシブな社会
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広島大会基調報告

大会アピール

 東日本大震災と福島第一原発事故から一年半が過ぎようとしています。その傷跡は深く、今も十万人以上が避難されており、目に見えない放射能の恐怖、未来に対する不安はより強まっています。一方、その苦しみを無視するかのように、原発再稼動のシナリオが進行しようとしています。あらためて、命を大切にすること、一人ひとりの安心・安全な暮らしをつくり出すことと切り結んで、障害者の権利保障をつくり上げることが求められています。

 「私たち抜きに、私たちのことを決めないで」。この言葉に代表される障害者や関係者の願いを無視し、障害者自立支援法の根幹を残したままの障害者総合支援法が今国会で成立しました。また全国で相次いだ孤立死にみられるように、貧困が人々の暮らしを崩壊させる中、消費税増税、社会保障制度の改悪など、いのちとくらしを脅かす動きが強まっています。「健康で文化的な生活を営む権利」を実現する、すべての人々のねがいをつなげ強めていくことが切実な課題となっています。

 2012年8月11日、12日、第46回全国大会は、核兵器による戦争の悲惨さと平和への願いを一貫して発信し続けてきた広島の地で開催されました。「つなげよう みんなのねがい たしかめあおう 人間の尊厳 ねづかせよう 発達保障 きずこう 平和でインクルーシブな社会」をテーマに2700名をこえる人々が集い、交流し、学び合いました。平和と人間の尊厳という原点に立ち返り、保育、教育、福祉、くらしを見直しつくり上げなければいけないことを、たくさんの仲間と確認することができました。

 すべての人は、誰にも譲り渡せない、その人のみの価値を持っています。そういった人間としての尊厳と権利を保障する考えは、障害児者においても、障害者権利条約にみられるように、世界的な潮流となっています。そこにあらためて確信を持ち、この広島の地で学び合ったことをもとに、平和と人権に支えられ、発達保障をすべての人が平等に追求できるくらしをつくり出すために、みんなで一歩を踏み出しましょう。

2012年8月11日 全国障害者問題研究会第46回全国総会


■後援 広島県/広島市/広島県社会福祉協議会/広島市社会福祉協議会/中国新聞社/産経新聞社/朝日新聞広島総局/毎日新聞広島支局/読売新聞広島総局/NHK広島放送局/中国放送/広島テレビ/広島ホームテレビ/テレビ新広島
■協賛 日本障害者協議会/障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/きょうされん/全国肢体障害者団体連絡協議会/全国手話通訳問題研究会/全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会/全国心臓病の子どもを守る会/全日本視覚障害者協議会/全日本ろうあ連盟/日本自閉症協会/日本知的障害者福祉協会/日本てんかん協会/人間発達研究所/ひかり協会
■主催
 全国障害者問題研究会  TEL 03−5285−2601  FAX 03−5285−2603
  〒169−0051 東京都新宿区西早稲田2−15−10 西早稲田関口ビル4F
 広島大会準備委員会     TEL 082−568−8612 FAX 082−568−8613
  〒732−0052 広島市東区光町2丁目9-24 広島ロードビル302         
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