みんなのねがい 2009年9月号
  

特集 福祉は権利 −権利を主張しよう

福祉の権利と歴史がわかる福祉Q&A
 Q1 憲法25条「私は障害基礎年金と作業所で働いた工賃だけが収入です。はっきり言って、苦しいです。憲法では、健康で文化的な最低限の生活を保障するといっているのではないですか?」
    こたえ 鈴木勉(佛教大学社会福祉学部)
 Q2 社会保障の財源「今でも国保や年金、介護保険など社会保険の負担はたいへんです。もっとよい福祉にするためには、消費税をあげなければいけないのでしょうか?」
    こたえ 唐鎌直義(専修大学経済学部)
 Q3 生活保護「最低限の生活を保障するために生活保護があるのだと思うのですが、どのような制度なのですか。生活保護で健康で文化的な生活ができるのでしょうか?」
 Q4 自立支援法「自立支援法は、見直しにより利用料が応益負担から応益負担に変わったと聞きます。それでもまだ問題があるのですか。社会保障における応能負担とはなんですか?」

インタビュー 憲法とくらしを問う 〜社会保障とは何か
 小川政亮(社会保障法学者)  聞き手 家平悟(障全協)
 戦後、勝ち取った生存権をいま新たに獲得していくために

発言 権利を主張しよう
 そりゃ努力はしますけど権利は権利です/吉田重子(北海道)
 これは人権侵害ではないでしょうか/和田正義(神奈川)

●好評連載
ゆったりじっくり歩む道のり −自分づくりの発達論
 
木下孝司(神戸大学)
きのした たかし
この人に聞く 人間、いのち、戦争、平和
 
ジャーナリスト 堤 未果
つつみみか 
みんな学校では主人公
 
小畑耕作(和歌山・紀北支援学校)
こばた こうさく 
 きょうもお仕事がんばろう  −障害の重い人が働くということ
   明日も、がんばろうね/古川大介(広島・第一もみじ作業所)
   共同研究者=白石恵理子(滋賀大学)
 

●シリーズ
人として飯塚よし照(漫画家)
ニュースナビ
低料第三種郵便制度悪用事件
この子と歩む
長ア尚子(三重・松坂市)
医療 自閉症と広汎性発達障害
十一元三(医師) 
リラクゼーション
ヘルスケアトレーナー・井手政子
みんなのアート
氏田正人(神奈川)
プロフェッショナル
高橋玲子「目の見えない子も見える子もいっしょに楽しめるおもちゃ」 
グラビア
ヒューマン・ファーマーズ  撮影・木下浩一

表紙写真 撮影/大橋仁  「わんぱくクラブ駒沢」(東京・世田谷区)
本誌購読について
・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます)
・直接当会出版部へのご注文は、

  注文用紙(ここをクリックしてください)にて電子メールしてください。送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご送金ください。
個人年間購読料(送料含む)  7500円(1年分)   定価550円(送料76円)


編集 全国障害者問題研究会

もどる 「みんなのねがい」TOPに戻る