みんなのねがい
2021年1月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=京都市伏見区、木々に囲まれた丘の上の校舎から、にぎやかな声が校庭まで響き渡る。
授業を終えたばかりの京都朝鮮初級学校では、ちょうどクラブ活動の時間が始まろうとしていた。
伝統楽器のカヤグム(伽倻琴)の優雅な音と、生徒たちの伸びやかな歌声が共鳴し合う。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、集いの場である学園祭がリモートでの開催となった。
それでも知恵を出し合い、オンラインであってもつながりを築こうと、先生方、関係者の方々が奔走していた。
来年こそは、この校舎で子どもたちの晴れ舞台を見てみたい。
特集=みんなの一年目 学びの原点と出会いに支えられて/中澤桃子(長野・特別支援学校) 子どもたちと一緒に成長していきたい/廣瀬菜津実(京都・福祉広場) 不安とぼんやりとした「楽しさ」働くなかで知ったこと/畠山恭輔(北海道・DACあかしあ) 子どもを〝真ん中〟にして語り合う/竹脇真悟(埼玉・特別支援学校) 心動かされる瞬間がきっとあるから/山田いつか(広島) 充実した学生生活で「心のふるさと」を作ろう/國本真吾(鳥取短期大学) 映画が語る今日の若者像と可能性/二通 諭(札幌学院大学名誉教授) 【インタビュー】 いま、あなたに伝えたい 第2回 責められるべきはその子じゃない/仁藤夢乃(Colabo代表) 子育ては誰もが“若葉マーク” 第10回 進路選択に向けて/近藤直子(あいち障害者センター) 障害のある若者たち 学び・就労・余暇 第9回 あたらしい自分に出会う-おしゃれをして自由になろう/河村あゆみ(美容師) 【グラビア】写真が刻む時 流転/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具/五島丸太(大阪・元支援学校) 連載
気づきからはじまる子ども理解 第10回 仲間のなかで自分でできた経験の価値/土岐邦彦(元岐阜大学) 障害者権利条約の最前線 第10回 表現の自由と言語としての手話/嶋本恭規(全日本ろうあ連盟) ニュースナビ 心臓病児者と家族にとって必要な社会保障制度とは /下堂前亨(全国心情病の子どもを守る会) 人として 写真と詩で紡ぐハンセン病療養所の記憶/石井正則(俳優) この子と歩む/足立早苗(埼玉・越谷市) 実践の魅力 子どもの「やりたい!」を出発点にして/太壽堂雄介(長野・特別支援学校) みんなのスポーツ/BOOK/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料79円 編集 全国障害者問題研究会 |