みんなのねがい
2021年3月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=2020年10月、ジャグラーのちゃんへん.さんの著書『ぼくは挑戦人』の刊行記念イベントが大阪市で開かれた。
ちゃんへん.さんの出身は京都府宇治市の「ウトロ地区」、家族は在日コリアンだ。
ジャグラーとして世界的に活躍するまでには、小学校時代の過酷ないじめ、国籍やルーツを巡る葛藤など、壮絶な道のりを経てきている。
この日のイベント会場は天井が低く、最も得意とするディアボロの難易度はさらに上がる。
それでも高度な技に果敢に「挑戦」し続けるその姿は、ちゃんへん.さんの今に至るまでの歩みと重なり、見る側を圧倒した。
拡大特集=新型コロナウイルス感染症がもたらしたもの 感染症とイデオロギー/内田 樹(神戸女学院大学名誉教授) 新型コロナウイルス集団感染を経験して/園部泰由(埼玉・みぬま福祉会) 全国の仲間の声を届ける/林 優子(きょうされん利用者部会会長) 「想定外」を想定できる世の中に/竹口宏樹(京都) 楽しいと安心の両立をめざして/北海道・児童発達支援センターきらめきの里 遊びを大切に保護者や学校とつながりたい/益本裕美(埼玉・モンキーポッド) 改めて考える学校の意義/西堂直子(神戸大学附属特別支援学校) 新型コロナ流行下の家庭の状況と社会の課題/丸山啓史(京都教育大学) 【インタビュー】 いま、あなたに伝えたい 最終回 お互いを尊重し合える関係/仁藤夢乃(Colabo代表) 子育ては誰もが“若葉マーク” 最終回 手をつないで子育てを/近藤直子(あいち障害者センター) 障害のある若者たち 学び・就労・余暇 最終回 「感動の共感」が”絆”をつくる/南寿樹(愛知・生活介護事業所「来夢」) 【グラビア】賜物/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具 心と体がふれあう「サイコロゲーム」/小倉義昭(滋賀・支援学校) 連載
気づきからはじまる子ども理解 最終回 気づきを紡ぎあう/土岐邦彦(元岐阜大学) 障害者権利条約の最前線 最終回 パラレポⅡの意義と今後の焦点/薗部英夫(全障研副委員長) ニュースナビ 全国一斉休校による学校教育への影響は /澤田淳太郎(全障研鳥取支部事務局長) 人として 希望をもって生きる/鴨井慶雄(元全障研副委員長) この子と歩む/大川 恵(千葉) 実践の魅力 いっしょに踊ろう!/星 智子(愛知・東部地域療育センターぽけっと) みんなのスポーツ/BOOK/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料79円 編集 全国障害者問題研究会 |