みんなのねがい
2021年11月号

表紙
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=中米の国グアテマラ、首都から3時間ほど離れたバハベラパス県プルハ市の中心地から、さらにがたがたの道を車でのぼりつづける。
木々に囲まれた山道を抜けると、開けた広場と小さな学校にたどり着いた。
ちょうど休憩時間となり、子どもたちが中庭に飛び出してきた。
元気に走り回った後、彼らはしっかりと校舎の周りを箒で掃除し、また教室に戻っていった。
ここは村人たちが、食堂で火をおこす薪、教室で使う道具など、必要なものを持ち寄り続いてきた学びの場だ。
子どもたち自身もこうして、自分たちの役割を持ち寄ろうとしていた。


特集=誕生日おめでとう

誕生日は最大の祝福をお互いに伝えられる日/熊木杏里(シンガーソングライター)
みんなの誕生日
“大切な我が子”が生まれた日、そして“この子のママ”になった素敵な記念日/鈴木希世佳(千葉)
その人らしい節目のお祝いを/久原玲美(福岡 かしはらホーム)
Welcome Again  「生命の誕生」の授業への思い/岡野さえ子(山口)
新型出生前診断の現状と問題点/細渕富夫(川口短期大学)

【インタビュー】伝えること、生きること/永井 愛(劇作家・演出家)

わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団 
第8回 メンバーが変われば/小渕隆司(北海道教育大学)

災禍をこえて
第8回 新型コロナ禍のなかでも「在り続けること」をめざして/柴田雄一(滋賀 おおつ福祉会)

【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家)

わたしの教材・教具/奥村操子(鳥取養護学校)

連載

ねがいひろがる教育実践
第8回 やってみる、なってみる
/川地亜弥子(神戸大学)
かわじ あやこ

人とつむぎ、織りなす日々のなかで 高齢期の発達
第8回 伝えられない想い
/張 貞京(京都文教短期大学)
ちゃん ちょんきょん 

基礎から学ぶ 障害と医療 
第1回 障害児者の歯の健康/小笠原正(松本歯科大学)

発達保障インタビュー バトンゾ→ン
ひとりぼっちで悩む親をなくすために/中川多美子(東京 江東区・乳幼児親子教室)

ニュースナビ 障害者差別解消法改正のポイントと課題 
/赤松英知(きょうされん常務理事)

人として 出会い、そして共に変わる
/鈴木 宏哉(全障研茨城支部) 
この子と歩む/森本由起恵(倉吉市)

実践の魅力 /相田みお(東京・共同ホームさらさ)

島の風・新島(妹尾豊広) サークル・読者会だより、みんなのひろば、BOOK
裏表紙=私のタカラモノ

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定価 715円(本体650円・税65円)
編集 全国障害者問題研究会
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