みんなのねがい
2022年2月号


表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=カンボジア、首都プノンペン郊外の村。
開発などに伴い、スラム街から退去させられた人々が、ここに集落を築いている。
この日はいつも取材でお世話になっている家に泊ることになり、夕暮れ時まで子どもたちと田畑を駆け回っていた。
家々から、米を炊いたり食事を作る煙が少しずつ立ち込めてくると、子どもたちが一人、また一人と帰路についていく。
名残惜しそうに風船を飛ばす少年も、夕日の中、きょうだいたちの待つ家へと帰っていった。
カンボジアの農村では生活のリズムが、日の出や日の入り、自然と共に刻まれていく。


特集=新型コロナ禍から2年 ~これまでとこれから

慢性と急性――人文学的省察/藤原辰史(京都大学人文科学研究所)
子どもや親への影響/池添 素(福祉広場)
地域にこだわって生きる/中野まこ(全障研愛知支部)
いかなる状況でも必要な支援は公的責任で保障を/上野耕一(神奈川肢障協)
保健所業務と新型コロナウイルス感染症/二見清一(足立区)
施設で暮らす子どもと家族/南 有紀(和歌山)
学校と新型コロナ禍

【インタビュー】伝えること、生きること/永井 愛(劇作家・演出家)

わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団
/小渕隆司(北海道教育大学)

災禍をこえて 東日本大震災から11年/鷲見俊雄(全障研宮城支部)

【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家)

わたしの教材・教具/霜浦桃子(神戸大学附属特別支援学校)
連載

ねがいひろがる教育実践
第11回 青年期を謳歌する
/川地亜弥子(神戸大学)
かわじ あやこ

人とつむぎ、織りなす日々のなかで 高齢期の発達
第11回 住み慣れたところで、自分らしく暮らし続ける
/張 貞京(京都文教短期大学)
ちゃん ちょんきょん 

基礎から学ぶ 障害と医療
第2回 新型コロナ禍と健康管理/鈴木文晴(小児神経科医師)

発達保障インタビュー バトンゾ→ン
地域に同年齢の子どもと同等の権利を保障する発達センターを(上)
/加藤峯子(愛知 名古屋キリスト教社会館)

ニュースナビ きょうされん工賃実態調査/松本尭久(きょうされん事務局)

人として 百舌の巣/一心(相互認知の場「百舌の巣」主宰)
この子と歩む/南 真奈美(鹿児島)

実践の魅力 生活の時間のなかで自立と発達を考える
/辻 正
(三重 特別支援学校聖母の家学園寄宿舎舎監)

島の風/妹尾豊広
サークル・読者会だより/みんなのひろば/BOOK
裏表紙=私のタカラモノ

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定価 715円(本体650円・税65円)
編集 全国障害者問題研究会

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