東久留米の福祉web

憲法をくらしにいかす東久留米の福祉を守り、発展させるために
■2016年 障害者週間 記念イベント
 東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2016
日時=12月11日(日)13時〜16時  場所=さいわい福祉センター
司会=矢澤健司(日本筋ジス協会副理事長・前沢1)
報告
1)北欧の最近事情=薗部英夫(日本障害者協議会副代表・全障研副委員長・前沢2)
2)日本の障害者とりまく情勢と課題=多田薫(きょうされん事務局長・中央町)
3)難病者の情勢この一年=篠原三恵子(筋痛性脳脊髄炎の会理事長・大門町)
4)東久留米の情勢=磯部光孝(イリアンソス理事長)
5)余暇活動めぐる情勢

■2015年 
 東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2015
日時=12月6日(日)9時30分〜12時  会場=さいわい福祉センター多目的ホール(予定)
テーマ=どうなる世界と日本!どうする東久留米!の障害者福祉
総合コーディネータ=多田薫さん(きょうされん全国事務局長・中央町)
指定スピーカー(各15分)
 薗部英夫さん(全国障害者問題研究会全国事務局長・前沢2) 「激動の北欧。2015白秋の旅で学んだこと」
 篠原三恵子さん(筋痛性脳脊髄炎の会理事長・大門町) 「制度の谷間をつくらないで 今年もますます激動」
 磯部光孝さん(きょうされん東京支部副会長) 「東久留米の障害者福祉 この一年、今後の課題」
 +フリートーク
主催者挨拶=矢澤健司さん(障害のある子どもを持つグループ連絡会代表・前沢1)

■2014年
 東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2014
日時=12月7日(日)9時30分〜12時  会場=さいわい福祉センター1階多目的ホール!
テーマ=どうなる日本!どうする東久留米!の障害者福祉
総合コーディネータ=多田薫さん(きょうされん全国事務局長・中央町)
指定スピーカー(各15分)
 薗部英夫さん(全国障害者問題研究会全国事務局長・前沢2) 「映像で語る 北欧の小さな町の自治と民主主義」
 篠原三恵子さん(筋痛性脳脊髄炎の会理事長・大門町) 「制度の谷間をつくらないで 今年も激動の一年から」
 磯部光孝さん(きょうされん東京支部副会長) 「東久留米の障害者福祉 ーこの一年、今後の課題」
+フリートーク
主催者挨拶=矢澤健司さん(障害のある子どもを持つグループ連絡会代表・前沢1)

■2013年
 東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2013
日時=12月8日(日)13時〜16時30分  会場=さいわい福祉センター・多目的ホール
○テーマ=どうなる日本!どうする東久留米!の障害者福祉
 総合コーディネータ=多田薫さん(きょうされん全国事務局長・中央町)
指定スピーカー(各15分)
 薗部英夫さん(全国障害者問題研究会全国事務局長・前沢2) 「映像で語る 北欧のしあわせのモノサシ」
 篠原三恵子さん(筋痛性脳脊髄炎の会理事長・大門町) 「制度の谷間をつくらないで さらに激動の一年から」
 磯部光孝さん(きょうされん東京支部副会長) 「東久留米の障害者福祉 この一年」

○フリートーク+14:30〜15:50
 3人の市長候補も参加。
 前田候補 14:30〜14:50
 並木候補 15:00〜15:20
 草刈候補 15:30〜15:50

○特別ゲスト・ミニ講演(16時〜16時30分)予定
 藤井克徳さん(日本障害者協議会常務理事・小平市)  「障害者をめぐる情勢と東久留米へのおもい」
開会挨拶=岡澤良一さん(前沢2)
閉会挨拶=矢澤健司さん(障害のある子どもを持つグループ連絡会代表・前沢


■2012年 
 東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2012
日時 2012年12月8日(土)13時〜16時頃
会場 さいわい福祉センター2階会議室(東久留米市幸町3−9−28)
指定スピーカー
 多田薫(きょうされん全国事務局長・中央町) 「ズバリ! 障害者制度改革の到達点と課題」
 篠原三恵子(筋痛性脳脊髄炎の会(通称ME/CFSの会)理事長・大門町) 「制度の谷間をつくらないで この激動の一年」
 磯部光孝(きょうされん東京支部副会長) 「東久留米の障害者福祉 この一年」
コーディネータ 薗部英夫(全国障害者問題研究会全国事務局長・前沢2)
開会挨拶=岡澤良一(前沢2)  閉会挨拶=矢澤健司(障害のある子どもを持つグループ連絡会代表・前沢1)


■2011年 
 
東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2011
   東久留米から世界を考える!
日時 2011年12月4日(日)13時〜16時頃
会場 東久留米市
中央図書館2階会議室(いつもと違います。ご確認ください)
テーマ「どうなる日本! どうする東久留米!の障害者福祉」
コーディネータ 薗部英夫(全国障害者問題研究会事務局長・前沢2)
指定スピーカー
 日本1(総合福祉法実現めぐって)=多田薫(きょうされん全国事務局長・中央町)
 日本2(慢性疲労症候群この1年のとりくみ)=篠原三恵子(大門町)
 東久留米(いま何が焦点か)=磯部光孝(きょうされん東京支部副会長)
開会挨拶=岡澤良一(前沢2)、閉会挨拶=矢澤健司(
障害のある子どもを持つグループ連絡会代表・前沢1)

■2010年 障害者の日企画
 
東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2010
  
日時 2010年12月4日(土)13時〜16時ごろ  会場 さいわい福祉センター2階会議室
内容 「そうだったのか! 北欧・日本・東京・東久留米の障害者福祉」
コーディネータ 多田薫(きょうされん事務局長)
スピーカー 北欧=薗部英夫(全国障害者問題研究会事務局長、前沢2)
 日本1(自立支援法、総合福祉法)=多田薫(中央町)/日本2(慢性疲労症候群)=篠原三恵子(大門町)
 東京=矢澤健司(障害のある子どもを持つグループ連絡会代表、前沢1)
 東久留米=磯部光孝(イリアンソス)+参加者みんな


花見+交流会に70名  障害児者連絡会
  
 4月3日(土)恒例となった総会とお花見交流会が開かれ、楽しい時を過ごしました。
 この一年、障害者をめぐっては、歴史的なとりくみがありました。東久留米の関係者が提訴した自立支援法訴訟は、1月7日、国と基本合意し、12日はポスト自立支援法含む政策全般を障害者権利条約実現のために検討する「制度改革推進会議」がスタートしました。
 また、東久留米では、市民とともに市政をつる立場の馬場市長を誕生させています。そうしたわたしたちの運動に確信をもって、苦しいけれどそのなかに希望も感じられる情勢のなか、みんなでつながって、がんばっていきましょう。


■障害者の日企画 今年も語り合いました
 
東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2009

蝶の羽ばたきが嵐を起こす! 障害者自立支援法は、厚労大臣が「廃止」と新法への「当事者参加」を約束! わたしたちの運動の大きな成果です。歴史は確実に前進してます。この運動や訴訟には東久留米のメンバーも大きく貢献しています。原告の深山さんの訴えからは、自立支援法の問題点とともに、生きていく地域の大切さ、課題も考えさせられます。
ということで、今年のつどいは、深山さんの「この子と歩む」から、東久留米の地域のことをたっぷり話し合いました。ダイジェスト版でお伝えします。
 みんなで語る 話し合う
2009年12月6日(日) 午後1時〜5時 参加者30名
●テーマ=「イチローとともに自立支援法を裁く!−東久留米の地域ってなんだろう−」
 発言=深山ヨシエさん(障害者自立支援法訴訟原告)
 みんなの証言!=わかくさ、学校、施設関係者、弁護団などなど。話題の市議もそれぞれ参加しました
○深山さん
 ・Yさん一家には、幼児の頃といまの施設と二代にわたってお世話になっている。東久留米は長いつきあい。
 ・今の経験があれば、一郎にはもう少し違った接し方ができたかなともおもうけど
 ・訴訟については、自立支援法はおかしい。まわりの人たちに支えられながらやってます
○わかくさ関係者など
 ・36歳になった一郎さんがわかくさ学園に来たのは5歳の時。すごく多動で水遊び大好き。職員は毎日追いかけてる日々
 ・卒園後も、学校からいなくなってみんなで町中探したり、 「波瀾万丈だったね」
 ・でも、そうした一郎さんがいて、「このみ」などのとりくみもはじまった。
○障害児学校からの友人のお母さんなど
 ・当時は「移動支援」もなく、午後1時過ぎに学校が終わると「わかくさ」で水曜子どもクラブしてました。
 ・深山さんが企画してバスを借り切って旅行したり、「気の済むまで卓球しよう」とか、子どもにもいい経験だった
 ・みんなで「なかまの家」をつくった。重度の人が受け入れらればみんなもどうにかなると。
 ・作業所をつくったとき、2か月で9000名の請願署名集めた。
 ・障害の軽い人も今は自立支援法で痛めつけられている。「二度と職場に行きたくない」なんてかなしい。
○当時は親どおしの結束がすごい。最近は、「サービスを使っている」「お金払っている」ということがあたりまえになってて・・
 ・今は親の中に「絶対」っていう緊迫感がないよね。でも、息子の卒業後の行き先はない。
 ・学童の問題も大きい。東久留米は週一だけなので、清瀬に頼ってて、学童で頑張る人はほとんど久留米の人・・・
○施設関係者など
 ・卒業後、東京では家庭でみれなくなると、都外の入所施設に。一郎さんも山形に。つらい時期
 ・生活寮を東久留米につくろうとなって、難題の土地は関係者からうまく借りられた。「地域ってどっかでつながっていける」
 ・10年ぶりに一郎さんは東久留米に。それから5年たって、じょじょに笑顔の見れるようになった 
 ・男性と女性の生活寮には、動き回る人と寝たきりの人もいる。いまは落ち着いて、「家よりも寮が好き」
 ・夕方4時〜6時までの食事までの時間に、「散歩したい」「プールへ行きたい」
○深山
 ・清瀬市は移動支援は月40時間。要求して実現した。帰って来たときは月8時間しかなかった。
 ・「生活寮に入っているのになんでヘルパーが必要か?」と役所に言われて「かならず足を運んでください!」と主張
 ・現場を見てもらうことが大事。でも、移動支援を頼みたいとおもっても、依頼する場所が少ない
○東久留米は、「移動支援」は全員が使うと仮定して「20時間」とした。だから、毎年、「移動支援」予算が余っていく・・・
○コミュニケーション支援もしない。予算を有効に使うためには、市民と行政がいっしょに考えてく体制にしないと
○障害のある人の生活にみあったケアを、マネージメントできてないよね
○20歳になったら希望者はだれでも生活寮に入れるようなしくみできないかな。寮での経験の後に一人暮らしするとか。
○くらしの場をどうしていくか各地で問題になっている。集団か個かの生活。親といっしょに暮らすのかグループホームか。
 「地域生活支援事業」は予算が少ない。配分どうする、移動支援どうするとなってる。市政の基本が問われる
 制度のないところから、試行錯誤して作ってきた。成人したとき、親の負担を軽減しながら、どうつくっていくか課題
並木市議 参加
・やさしくあるためにはタフでなければならない。財源の確保のため、新たな産業、起爆剤を、発展を
○質問
 ・野崎市長は「市民との共同」かかげたが、障害者団体と話し合いをしてこなかった。「移動支援」の有効活用は?
並木市議
 ・現場の声を自分自身で聞きたい。役所のフィルターではなく。「移動支援」は「余っている理由」の精査が必要。
馬場市議 参加
 ・野崎市長の一連のやり方に異議がある。イオンや行財政改革。情報公開と市民参加をすすめたい。
 ・中学校区ごとにタウンミーティングを開催し、話し合いをベースにした合意形成を大事にしたい。
○質問
 ・東久留米の福祉の場は民ががんばってきた。市の支援がないのが悲しい特徴、どう考える?
馬場市議
 ・政治は弱者のためにある。また、弱者をつくらない政治を実現したい
 ・現場の意見を聞いて、いっしょに向き合ってよりよいことをやっていきたい
---
秋野弁護士(深山さんの担当弁護士)
 ・深山さんの意見陳述は、東京地裁最大の103号法廷(98席)。一郎は私の宝です!の陳述に、裁判官が目を潤ませた。
 ・自立支援法訴訟は、原告70名、弁護団170名の大型訴訟。でも、弁護団は、ほっておけない!とあつまった若手中心で、
  裁判闘争はゼロからのスタート。自立支援法は「おかしい!」の一点でまとまっている。
 ・政権交代後、国は争う姿勢を留保し(これまでの裁判では一度もないこと)、「協議」を申し入れた(異例中の異例)。
 ・ここからが大事なところ。まだ先は見えていない。みなさんの理解が広がること。運動が大事。
コーディネータ
 30年前、「わらにもすがる思い」で東久留米にやってきた深山さん。そこに「わかくさ」があった!
 障害児学校で、親どおしつながって、友となり、みんなで作業所をつくった。
 泣く泣くわかれたこともあったけど、はたらく、活動する場、ほっとする居場所があり、移動支援も不十分だけど使える。
 自立支援法はとんでもないので廃止させるしかないけど、深山さんの歩みから、東久留米の福祉と市政を考えられた。
 地域の力は、必要な「社会資源」と「きずな」。 「どっかでつながっていける」人のきずなを太らせたいな

花見+総会に70名 障害児者連絡会
  総会の写真
 4月4日(土)お花見の会と総会が開かれ、楽しい時間を過ごしました。
 自立支援法の元、また様々なことが起きた一年でしたが、「子育て集会」や「東久留米障害福祉を語る会」などを経て、多くの人たちといろいろなところで手を取り合っていこうと確認された一年になりました。
 自立支援法が見直され、また新たなスタートになりますが、障害のある人もない人もお年寄りも、子どもも大切にされる東久留米にするため、一層力を合わせていきたいと思います。(よびかけより)

第26回東久留米 保育・教育・子育てを考える集会2月1日
 
障害児者分科会では
  「東久留米市障害者福祉計画」と実態のズレ浮き彫りに

 参加者20名 激論!
報告「東久留米の障害福祉は今 ー第2期東久留米市障害者福祉計画から」
○障害者自立支援法「見直し」はほとんど無し。応益負担残る。
 ・自立支援法訴訟全国展開中。清瀬市と国を訴え、3月末に東京地裁で第一回口頭弁論
第2期東久留米市障害者福祉計画から
(パブリックコメント募集は2月18日まで!)
 ・第一期計画の「ふりかえり」なし。
 ・市地域自立支援協議会の実施時期をH23年としているが、中身は何も語られていない
 ・市障害者就労センターも内容が示されない
 ・「わかくさ」以外数値の根拠がない
 <施設代表者会の主な意見>
 ・市としての入所施設の考え方を明確にすべき
 ・移動支援は必要な人に必要な時間を
 ・軽度の人の要求に沿った対応を
 ・精神障害者の実情理解と、就労支援充実を
 ・自立支援法内の事業に該当しない事業を守る
 <今なにをすべきか>
 ・突然責任者(部長も課長も)変わる行政の責任
 ・数値に責任を持つ行政に
 ・当事者関係者が一致して「姿」を見せていく運動が必要。派遣村に学べ!
現状、実態と「計画」のズレ
 ・利用見込み量と計画(実態)の差が大きい。それをうめる計画がない!
 ・高等部在籍者59名(小学部43名、中学部24名)卒業後の行き場は?!
 ・在宅はゼロでいままで動いてはいるが、民間まかせで行政がかかわっていない!
 ・障害児学級=第3小(全校生徒600人)は13人が31人に(4学級!*特別支援学校規模!)、発達障害の子や通常学級での不適応の子らの期待有り。学級設置校を増やして!
 ・わかくさ学園では、H8年35名定員が、H13年から発達相談室開設し、年間100人が利用。今年1月から「児童デイサービス事業」となったが、ひきつづき重度の子どもの療育を市の裁量で行う。
 ・2人の障害児かかえ、一人は小平へ、一人は久我山盲へ。しかし移動支援は、小学生はたった10時間。親としてどんな活動していけばいいのか
 ・いま自分たちの世代だけがいいというおもいでやっていない。次の世代につなげていけるように努力しよう
 ・障害者権利条約は権利保障と差別禁止を定め、それに反する国内法改正をせまる。自立支援法も東久留米の実態も条約違反!

■障害者の日企画 
 
東久留米の障害者福祉を語る
 市民のつどい2008

  今年は、世界の視野から東久留米を考えあいました!
世界経済は大動乱なのに、国内政治はヤンヤヤンヤの大騒動でお先真っ暗。東久留米を見れば、市長のダッチロールのもと、議会も役所もすごく変。いったい障害者の福祉はどうしてくれるの?!
7回目となる今年のつどいには、とっても不安な世の中だけど、世界の視野から、東久留米の憤りや怒り、願いや希望を、じっくり、語りあいたいと昨年の倍の22名が参加。シンポジストの報告をもとに、ひとり一人の実情や思いを語り合いました。楽しく、元気の出る集会でした。
 学べたシンポジウム スウェーデンの障害者のお宅訪問 勝利をめざす会へ
■東久留米の障害者福祉を語る市民のつどい2008
日時 2008年12月7日(日) 午後1時〜4時
会場 さいわい福祉センター
●シンポジウム=世界の視野で東久留米を考えよう!
 コーディネータ=薗部英夫(全国障害者問題研究会全国事務局長)
 北欧(スウェーデン、フィンランド)調査団報告から=岡澤良一(前沢)、吉田文子(わかくさ学園)
 障害者自立支援法権利条約の局面=薗部英夫
 東京都の動向(障害児の放課後保障めぐって)=矢澤健司(障害を持つ子どものグループ連絡会会長)
 東久留米の障害者福祉の今=磯部光孝(のぞみの家施設長)
みんなのフリートーク(主な意見)
 ・北欧も何十年か前はたいへんだった。それを変えてきたのは国民一人一人の力。東久留米でも声を意見を出す!
 ・文科省は子どもの通学には就学奨励費があるというが、通常に通った場合の交通費で月数千円程度。しかし、移動支援の業者に依頼すれば月4万円はかかる。それが個人の負担でいいのか? 「お迎え」の時間はまったくお金には換算もされない。
 ・窓口では、「お宅のお子さんの問題ですから・・・」と言われる。正直、どこまで権利として主張していいのか、親の責任なのか・・いつも迷い、不安に思っている。
 ・さまざまな「手当」は、勉強しないともらえない。窓口で「受けられないでしょう・・・」と言われるとあきらめてしまう。でも、まけちゃだめなんだ。(一人じゃダメ、仲間といっしょに)
 ・まだ子どもは小学部なのに、卒後の行き場がないことも複雑な思いで考えることが多くなっている。将来の不安が多い。勉強して、良い方向に。
 ・「自己責任」と「権利」ってなんだろう。「自己責任」が「福祉」をばらばらした。「自己責任」が、福祉や働く場、教育、いろんな分野で悪くしている。
 ・世界の流れに、変わる兆しに、少しは期待してもいいのかな。最近、なにもかも絶対おかしいとみんな感じ始めているような気がする。
 ・自分の子どもだけでなく、つぎの世代にどうつないでいくか。まず、気がついた人がやる!
 ・仲間内だけの問題にせず、遠慮せずに、意見を出し合い、広げていくこと。工夫しながら。
 ・して欲しいことは市に言っていこう。必要なことは必要だと言わないと、なにも変わらない。
 ・ひとりぼっちに一人一人をしない。バラバラにさせない。隣に仲間がいればパワーは倍増します!

9月13日(土)立岡晄(前きょうされん理事長)東久留米で講演
  市民にも公開でとりくまれた
 
『立岡晄 共同作業所のこころと実践』
 福田内閣はかってに瓦解しましたが、小泉内閣以来の福祉切り捨てのもと、毎日が厳しく苦しい時代となっています。でも、立岡さんは、「共同作業所はいのち太らせるところ」と障害のある仲間たちとともに、なによりもその願いに学びながら、 大きな夢を語り、地域に打って出て、まさにマイナスをプラスに変えてきました。
 でも、そんな「スーパーマン」でも疲れることも、悩むこともあります。そんなときは薬師寺の塔を何時間も見上げるのだそうです。「明日が見えてくるような実践を集団の中でつくりたい。一人ぼっちは絶対だめなんです」「生まれて来てよかったと言える働く場、暮らす場、憩う場など自立できる地域社会をつくりたい」。立岡さんの講演はあなたに希望を語ります。
 きょうされん加盟のイリアンソスの職員研修会ですが、家族や広く市民にも公開され50名が参加しました。
2008年イリアンソス全体職員会議
 日時=9月13日(土) 午前の部=10時〜12時 場所=のぞみの家 3階食堂(下里、白山公園そば)
 午後の部=13時〜15時 場所=東村山市「多磨全生園・ハンセン病資料館」(立岡さんも参加します)

しみじみ映画が続々東久留米で上映されます
「ふるさとをください」6月29日(日)上映!
 詳しい映画情報 詳しい映画情報はここ
 「ふるさとをください」は、のぞみの家やなかまの家、かなえなど全国のきょうされん(共同作業所連絡会)が結成30周年を記念して作成した映画で、全国の市町村で上映する運動を展開しています(先日はイギリスとコスタリカでも上映され絶賛)。
共同作業所を舞台に障害者のくらしやねがいをえがいています。精神障害者のかかえる問題点がわかりやすく表現され、地域でともにしあわせに生きていくことを感動的に伝えると、各地で大評判の作品です。
 脚本/ジェームス三木  音楽/小六禮次郎(大河ドラマで有名)   監督/冨永憲治 
 出演/大路恵美、ベンガル、 烏丸せつこ、石井めぐみ、藤田弓子などなど
主催=イリアンソス後援会   会場=中央公民館大ホール
日時=2008年6月29日(日) 第1回13時  第2回15時半  第3回18時(それぞれ開場時間)

「夕凪の街 桜の国」6月7日(土)
 夕凪の街 桜の国 詳しい映画情報はここ
 「ちょっと予想外で、完全にひきこまれました。最近のベスト1作品です」の声も聞こえる秀作。
 監督 佐々部清(「半落ち」) 出演 田中麗奈、麻生久美子、伊藤充則、藤村志保、堺正章
主催=上映実行委員会  会場中央公民館大ホール
日時=2008年6月7日(土) 第1回上映10時、第2回上映14時(開場30分前)


お花見+総会に60名をこえる参加 障害児者連絡会
 花吹雪   
 4月5日(土)総会とお花見会が開かれ、友好を深めました。

 3月7日付で東久留米市から「日中一時支援事業及び移動支援事業に関する説明会」の開催案内が事業所に届き、3月14日に行われました。でも、なぜ説明の対象が事業所なんでしょう? 利用する障害者・家族への説明はないのでしょうか? ここのところの行政のやり方には、とても市民へのサービスという視点が薄くなっていると思います。
 連絡会(東久留米市障害児関係者連絡会)では、こうした行政の姿勢をすこしでも改めてもらい、障害のある人たちや関係者が安心して生活できる地域を実現したいと思います。みなさん、ぜひ、ご家族の方とご参加ください。(よびかけより)


■第25回東久留米子育て集会 2月10日
  障害児者分科会はさいわい福祉センター
  昨年の分科会
 障がい児・者分科会(第5分科会) 今年のテーマは
 どうなった?障がい児・者の『くらし』PartU 〜東久留米の福祉の現状と課題〜
 日時 2月10日(日)午後1時30分〜4時
 会場 さいわい福祉センターホール

■障害者の日企画
 東久留米の福祉を語る市民のつどい2007
 この1年のとりくみをじんわりふり返り、
   来るべき変革の年をしっかり展望しました

  講演する多田さん
「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」。この考え方は世界の常識です。障害者権利条約を採択させた原動力です。でも、この国も、とりわけわたしたちの東久留米の障害者福祉は、どうでしょうか?みなさんのくらしはいかがですか? 
世界と東久留米はつながっています。憤りも怒りも、願いも夢も、じっくり、ごいっしょに語りあいませんか。
のよびかけで、5年目の「障害者の日」記念イベント。いろんな行事が重なり参加者は11名。国政から市政まで、かなりつっこんだ話し合いが続き、3時間はあっというまでした。「市長も傍聴したらよかったのにね」(^_-)

2007年12月8日(土) 午後1時〜4時すぎ さいわい福祉センター
開会あいさつ=矢澤健司(世話人)
ミニ講演=多田薫(きょうされん事務局長)
  「15分でわかる激動の国内情勢! まじ?自立支援法抜本見直し? どうする東久留米の障害者福祉」

・運動の成果で世論がつくられ、国会議員の反応がずいぶんかわってきている。しかし、40件近い心中事件や自殺が多発。廿日市の母子死亡、亀岡親子心中・・・、展望がもてない閉塞感ある社会になってしまっている。
・小規模作業所は自立支援法後、地域活動支援センターに2000か所が移行していることもあって5928か所が3450か所(-2478)となっている。「行くも地獄。残るも地獄。展望持てない」
・就労支援事業や生活介護事業は「国が責任もつ」というが、そのための条件をクリアーする体力がない。
・9月民主党、応益負担廃止法案を臨時国会に提出。しかし、国会審議おこなわれていない。
・与党の見直しの動き プロジェクトチームが報告
 障害児利用者負担=上限額600万→890万に/「世帯」から「個人」に切り替え/福祉、医療、補装具ぜんぶあわせて総合上限にを検討する/事業者には、いままでの収入の9割保障(でも1割は負担させる(^^;))
・評価は、@運動の大きな成果、A応益負担、日払の仕組みは残した(根幹は着手しない)、B介護保険との統合は(厚労省は)あきらめていない
・1200億円の補正予算の内900億は市町村の基金(2年間で使う特別対策)になった。しかし、手がつけられていない。5%しか使われていない。
・10.30実行委員会は来週、「国会で審議しなさい」の声明を出す。各地の12月議会でも意見書を提出、国会議員へのはたらきかけ強めたい。
<質問・意見>
・多摩地域の82%は補正予算での負担軽減がされていない。行政側が周知していないところに問題がある。
・「H23年までに移行して」と市からは聞いている。しかし、すでに運営費は落ちている。一人常勤を減らさざるを得なかった。
・職員の募集かけても応募がない。事業所運営できない深刻な事態に。若い人が希望もってできるようにしていかないと・・・
・海外からの福祉職就労可能にの動き→「福祉」を「商品」とし「サービス」と位置づける限り、賃金安の外国人労働者を持ち込んでくる。・・福祉は権利だ。根本を変えていかないと変わらない。
・自立支援法のいいことは一つもない。(京極氏はTVで「プライド・就労支援・三障害が一つに」の3点を強調したが)。
・自立支援法の闘いは、マイナスからゼロにする闘い。しんどい闘いだ。
・国の予算にしめる障害者予算は、アメリカと比較しても半分。障害者予算の比率高める運動が必要
・市議会で意見書をあげよう

フリートーク
  ○自立支援法とわが家のくらし
  ○これだけは言わせて! 議会と市民の運動 などなど
<主なトーク>
・連絡会と島崎参事が、3つの柱(@通学の移動支援利用、A2人の障害者家庭の負担軽減、B親の病気の時の介護支援)について懇談した。「検討が必要だと認識しているが、いまはできない」と、先延ばし・・・。
・行動援護のケアホームでは、現行の25時間利用が、来年から5時間に制限される。
・移動支援めぐっては、運動を背景にとりくまれた「主旨採択」は大事だった。
・卒業後の「アフター作業所」での場とケア。アクティビティセンターを東久留米にぜひ!
・「申請しても無駄ですから」と言う「窓口」。「相談」ではなく「制度の振り分け」だけになっている。これは、個人の対応の問題ではなく、”いい人がいいことをやっていたらとばされる”ような野崎市政の必然だ。いわなければならないことは、大きく、強く言っていこう。
・わかくさ移転1年後。年明けに新施設建設が始まる。
・保健福祉センター跡、大道幼稚園跡地で、市民意見募集中

連帯してとりくんでいます
○私たち抜きに私たちのことを決めないで 
   今こそ変えよう! 「障害者自立支援法」10.30全国大フォーラム
    10月30日(火)11時〜16時 日比谷野外音楽堂
    
○11月4日どうなってるの?イオン出店誘致 みんなで考えよう市民フォーラム
    11月4日(日)19時〜21時 市民プラザホール

■東久留米市障害福祉計画(中間報告)パブリックコメント募集
 
 しかし、情報公開方法や内容に不満続出
 熱心にメモ いっぱいの障害者分科会 記念講演は茂木俊彦さん 
 2月4日に中央公民館などで開催された、
第24回保育・教育・子育て集会には260名が参加し、真剣な学習と交流の輪が広がりました。午後からの障害児者分科会には、昨年を大きく上回る会場いっぱいの37名が参加しました。
 分科会では、東久留米市障害福祉計画(中間報告)を読み解きながら、障害児者のおかれている実態と問題点を率直に交流しました。 「障害福祉計画」は、国が市町村の義務としているものです。しかし、東久留米の中間報告は、数字の羅列ともいえるもので、障害者の姿がほとんど見えてきません。他市などと比較しても現状と課題がみえてきません。障害者をどうささえるのかがメインテーマのはずと不満が続出しました。また、 そもそも、3か所でしか、それも開館時間に直接出向かないと閲覧できない情報公開って異常。どうしてホームページに掲載しないの? まずは、読んでもらうってことに努力をすべきで、すくなくともていねいな説明会が必要などの声もありました。
 焦点となっている「移動支援」の実態では、「土日暮らせる場を実現するためには月20時間ではたりない。3万円の実費負担が増えた」「支援費では22時間使えたものが10時間に減らされた。つまり現在は10時間=約1万円の実費負担が増えている」「通学や通勤にこそ使える制度にしてほしい」「人と関わるのが好きな子なのに「余暇」部分がカットされ、子どもに我慢をしいている。障害児には余暇はぜいたくなのか」「普通の子どもたちは地域の学校に通える。障害があるから遠距離の特別な学校にいかざるを得ない。すると月3,4万円の通学のための実費負担が生まれる。その負担が住んでいる地域で違うのもおかしなはなしだ」「ともかく、お金がかかる。それでも人の手を借りないと生きていけない。自分の家の生活を回すためには、有料でも使わないとやっていけない。でも、くたくた」
 こうした実態については、障害児者関係者市連絡会で移動支援を中心に実態調査していくことも紹介されました。
2月9日までに、つぎのパブリックコメントを市は募集しています。
○障害福祉計画
 障害者自立支援法第88条に基づく障害福祉計画(素案・中間報告)について、2月9日(金)までご意見を募集しています。内容と申し込み方法は、障害福祉課(市役所1階)、中央図書館およびわくわく健康プラザに設置の同計画をご覧ください。
◆ 障害福祉課メールアドレス  seikatsubunka@city.higashikurume.lg.jp
  Tel 042-470-7747  Fax 042ー475ー8181

2006年 東久留米の福祉
2005年 東久留米の福祉
2003年 東久留米の福祉を語る市民のつどい報告
2002年 東久留米の福祉を語る市民のつどい報告

いろいろリンク
東久留米市  全国障害者問題研究会  きょうされん  日本筋ジストロフィー協会  旧第一勧銀グランド跡地利用と環境を考える会
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