障害者・患者9条の会Web
平和な地球を 
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2023年
9月20日18:30~20:10
 障害者・患者9条の会総決起スタート集会

 ー岸田政権の軍拡に反対し憲法改悪を阻止するー


九条の会は。「岸田政権の軍拡に反対し憲法改悪を阻止する市民の総決起の秋を創ろう!」を提起し、10月5日に「九条の会大集会ー大軍拡反対!憲法改悪を止めよう」の成功させ、11月を「軍拡反対、岸田改憲阻止の総行動月間」とし、全国各地で改憲に反対する行動を呼びかけています。
私たち障害者・患者9条の会は、この呼びかけにこたえて、集会にとりくみ、全国各地から200人の参加で成功しました。

〇基調講演 清水雅彦さん(九条の会世話人・日本体育大学教授 憲法学)
  「軍拡政策と改憲をめぐる動向、今後の運動」
〇各地のとりくみや意見交流  〇行動提起

「見逃配信」はYouTube(クリックしてください)で配信しています

賛同アピール2023の署名はここから(クリックしてください)



NO WAR! オンライン・リレートーク

岸田政権の大暴走により、既成事実を先行して積み重ね実質的な憲法改悪がすすめられようとしています。
国会審議抜きに閣議決定を唯一の根拠として「安保3文書」改定よる軍事費倍増(この5年間で43兆円、世界第3位の軍事予算に)は、先日のアメリカ訪問で「対米公約」とされています。
トマホーク含め大量の兵器購入が約束され、沖縄では、敵基地攻撃のためのミサイル基地が急造されています。
戦争するための軍事費増の財源には、大増税や福祉・医療の切り捨てがもくろまれています。
世界は、平和を願っています。対話こそが必要なときに、こんな「戦争前夜」情勢はごめんです。民主主義破壊の暴挙は断じて許すことはできません。
障害者・患者9条の会は、緊急のオンライン・リレートークをよびかけ、2月4日から3月3日までスピーチをつづけました。

<リレートーク>
1)家平悟さん(障全協事務局長、障害者・患者9条の会世話人)
2志水克典さん(岡山障害者・患者9条の会)
3)坂下共さん(きょうされん事務局次長、障害者・患者9条の会世話人)
4)菅野恵子さん(和歌山障害者・患者9条の会)
5)野尻誠さん(和歌山視力障害者の生活を守る会)
6)玉木八重子さん(和歌山障害者・患者9条の会代表)
7)玉木利治さん(和歌山障害者・患者9条の会)
8)加藤直人さん(和歌山障害者・患者9条の会)
9)福永ひろみさん(全障研和歌山支部事務局長)
10)社浦宗隆さん(全障研「みんなのねがい」編集部、障害者・患者9条の会世話人)
11)西田すすむさん(静岡 九条の会寺子屋の会)
12)藤野喜子さん(視覚障害者9条の会)
13)安藤美知子さん(東京 暮らしの場を考える会)
14)坂口賢洋さん(滋賀障害者・患者9条の会)
15)秋保和徳さん(広島障害者・患者9条の会)
16)安島弘祐さん(埼玉障害者・患者9条の会)
17)櫻井宏明さん(全国障害者問題研究会事務局長)
18)池田光さん(広島 全障研廿日市サークル)
19)梅垣美香さん(神奈川 全障研「障害者問題研究」編集部)
20)服部ももさん(福岡 学生)+服部たくみさん
21)三橋恒夫さん(千葉 全国肢体障害者団体連絡協議会
22)石川絹代さん(神奈川 視覚障害者9条の会
23)松本誠司さん(高知 障全協高知支部、全障研全国委員
24)多田薫さん(きょうされん事務局長、障害者・患者9条の会世話人)
25)市橋博さん(障都連会長、障害者・患者9条の会世話人)
26)薗部英夫さん(全障研副委員長、JD副代表、障害者・患者9条の会世話人
訴え=家平悟障害者・患者9条の会世話人

障害者・患者9条の会全国集会2022
平和であってこそ障害者は生きられる  9条改憲・軍事費増額に反対します 2022年10月15日

いま世界に誇る「平和憲法」があぶない!
障害者の人権保障を前進させるためにも、戦争のない、平和の世界をつくることが必要です。
9条を破壊し、大軍拡の道をすすもうとする日本政府に対し、障害者・家族・関係者として「反対」の声をあげるオンライン集会にとりくみ、全国各地から250人の参加で、学びを深め活動を交流しました。
基調講演「改憲・9条をめぐる最新動向と運動課題」(クリックすると講演動画へ)
  講師=小森陽一さん(九条の会事務局長・東京大学名誉教授)
 
日本国憲法9条を守り、いかす障害関係者のアピール2022(PDF)
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障害者・患者9条の会 全国代表者会を開催
~いま憲法が危ない!、平和な世界をつくるための私たちの行動~
 2004年6月に九条の会が発足され、「日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ『改憲』のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めよう!」と呼びかけられました。これに応えて、2005年6月に障害者・患者9条の会を結成し「戦争と障害者のしあわせは絶対に両立しない」の声を全国各地に広げる運動をスタートさせました。
 これまで学習や行動を繰り返し、2017年11月には、障害者・患者9条の会初の全国交流集会を国会議員会館で開き250名が参加し「戦争法廃止」「安倍9条改憲NO!」の声を国会に届けてきました。
 コロナ禍により2020年以降活動の停滞をよぎなくされましたが、本年2月末のロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略が起こり、戦争によって日々命が奪われ、大量の障害者がつくられ、人権や尊厳が踏みにじられる現状が続く中で、いまこそ平和憲法9条を生かした紛争解決が望まれます。
 しかし、いま日本政府や改憲勢力が行なおうとしていることは、憲法に反した武器の提供や攻撃能力の保有、軍事費倍増や日米での「核共有」、そして、憲法9条の改悪の策動です。これらは戦争を武力で抑止する旧来の覇権国家の考えであり、平和憲法を持つ日本の取るべき行動では決してありません。
 こうした情勢の下、7月には日本の未来を大きく左右する参議院選挙が行われます。いまの国会は衆議院・参議院ともに改憲勢力が3分の2の議席を占める状況です。このまま「戦争する国づくり」を許すのか、それとも「平和憲法を貫く」のかが、私たち日本国民一人ひとりに問われています。
 以上の問題意識を全国の仲間と共有し、各地域で9条を守る障害関係者の草の根運動をつくり直すために、全国代表者会を開催しました。

全国代表者会 2022年6月26日(日)
「憲法をめぐる最新動向と9条を守り抜く運動課題 
  ~ウクライナ侵略戦争の中で日本国憲法をどういかすのか~」
(クリックすると講演動画へ)
 講師=伊藤千尋さん(九条の会世話人・ジャーナリスト)
 

障害者・患者9条の会全国交流集会に250人  2017年11月24日 参議院議員会館講堂
 
記念講演=小森陽一(九条の会事務局長)「憲法をめぐる動向と運動課題」
 各地からの活動交流+国会議員要請行動

 参加者250人■


「共謀罪」法案に反対する緊急アピール 2017年6月8日

 わたしたちは、戦時下では「穀つぶし、非国民」などと差別され、いのちがおびやかされてきました。戦後は、日本国憲法で謳われている生存権を暮らしの中で実現する運動にとりくみました。いつでも仲間と連帯して、ときには政府に対して、ときには社会に対して、声を上げてきました。そうしなければ、わたしたちの存在が、暮らしが、当然の権利が、認められなかったからです。それらはいま、障害者権利条約として世界でも認められています。
 ところが先日、衆議院本会議で「共謀罪」法案が強行されました。審議は参議院へ舞台を移していますが、衆議院での議論を思えば、良識の府であるはずの参議院でも与党は十分に審議を尽くさないまま、法案を強引に採決する可能性が高まっています。
 法案が成立、施行されれば、日常の生活のなかで内心の自由が奪われ、すべてのことが監視される暗黒社会が再びやってきます。わたしたちは友人や障害者団体との間で電子メールや、SNS・電話で交流することが多く、一旦監視社会ができあがれば、友人たちとメールで自由な本音をぶつけるということもできなくなってしまいます。戦前の治安維持法は、思想・内心を徹底的に弾圧・統制し、法廃止までの20年間で10万人以上を逮捕し、うち拷問で虐殺された人194人、獄中で病死した人1503人など、国の意向に従わない人たちの命をつぎつぎに奪いました。
 いま安倍政権が成立させようとしている「共謀罪」法案は、テロ対策を口実にした現代版の治安維持法であり、政府方針に逆らう人や団体を弾圧しかねない法案です。わたしたちは、自由につどい、話し合うことで、障害者の生活と権利を守ってきました。仲間と手をとりあって声を上げる自由、社会からの差別や偏見に対する怒りを仲間と共感しあう自由、こうした自由を脅かすことが国会審議や参考人質疑からも明らかになっています。
 「我が事・丸ごと」地域共生社会の名の下に、介護保険法改悪や生活保護制度改悪など戦後最悪の社会保障・社会福祉の解体を強行に推し進める安倍政権が、憲法9条改悪とともに基本的人権を抑圧しようとすることに強い怒りと危機感をおぼえます。
 わたしたち障害者・患者9条の会は、平和と人権を守り、二度と歴史の針を戦前へと戻さないために、「共謀罪」法案に強く反対します。
 ◆緊急アピールword版

JD 障害者のしあわせと平和を考えるシリーズ2  日本国憲法公布70年
あなたにとって憲法とは? ともに学ぼう!語り合おう!
障害者・患者9条の会後援
 日時=2016年11月2日 場所=憲政記念館講堂
 第1部 公演=松元ヒロさん「憲法くんが語る平和憲法」
 第2部 みんなで語ろう!憲法テラス コーディネーター 藤井克徳JD代表
      松元さんや自立支援法違憲訴訟団の藤岡弁護士はじめ公募による参加者が語り合います

障害者・患者9条の会主催
 「参院選の争点は憲法!改めて憲法を学び、安保関連法を斬る!」

 日時=2016年6月19日(日)  会場=戸山サンライズ(東京都新宿区)
 講師=弁護士・三浦祐哉さん(『みんなのねがい』「ケンさんと読む日本国憲法」監修)

「戦争法案」の廃案求める緊急行動をよびかけます
 2015年9月14日 障害者・患者9条の会世話人
 ■ 
 戦争法案の審議が大詰めを迎えています。同法案をめぐっては、9月17日以降の採決をめぐって激しい攻防が続いています。
 一部報道では、自民党幹事長が、19日以降の採決になると、人々が国会周辺に集まり収拾がつかなくなるので18日までに採決を求めたとか。
18日も夕方採決だと仕事帰りの人が集まるので、昼間までに採決を求めているそうです。この発言にも表れている通り、私たちの抗議行動含め全国のデモは、確実に影響をおよぼしています。今週の行動が日本の未来を変えます。 
こうした状況のもと、障害者・患者9条の会は、「戦争法案」を廃案にするため、以下の緊急行動を提起します。一人でも多くの人に広げ、必ず廃案にさせましょう。
各地の障害者・患者9条の会のみなさん
 戦争法案断固反対の意志を表明する声明やアピール文の発信、各地の集会・行動に参加し、声をあげましょう。
そして、全国各地で障害者・患者9条の会をつくりましょう!
すべての障害者・関係者のみなさん
① 参院の安保特別委員45名に対し、緊急要求FAX「廃案」を18日まで集中的に送りましょう!
② 15日(中央公聴会)、16日(地方公聴会・神奈川県)の2日間の
  国会前集会への参加を呼びかけます。【集合は13時・憲政会館前】に集まりましょう!
       *この一週間は、「総がかり行動」が連日、国会正門前座込13:00~17:00、国会正門前大集会18:30~
  この行動に結集し、国民的な廃案包囲網をつくっていきたいと思います
わたしたちの集合場所は、「憲政記念館前」です!

「戦争法案」に断固反対する緊急行動をよびかけます
 2015年7月17日 障害者・患者9条の会世話人
緊急行動よびかけ
 6月4日、私たちは「障害者・患者はいのちを奪う戦争法案に反対します」を声明し、国会前や高田馬場駅、新宿駅などで法案反対をアピールしてきました。しかし、昨日、多数の国民の反対や疑問の声を踏みにじり、衆議院本会議にて強行採決されました。
 安倍内閣と与党がいかに取り繕おうとも、「戦争法案」は日本国憲法に違反しています。また 、圧倒的多数の国民の反対と疑問の声をないがしろにして強行する国会のあり方は、民主主義 を破壊する行為です。そこにも、戦争法案の本性がにじみ出ています。
 私たちは、あらためて憲法違反の戦争法案に断固反対することを表明するとともに、各地の障害者・患者9条の会のみなさん、
そしてすべての障害者関係者のみなさんに次の緊急行動をよびかけます。
各地の障害者・患者9条の会のみなさん
 今こそ声をあげるときです。戦争法案断固反対の意志を表明する声明やアピール文の発信、各地のさまざまな集会・行動に参加し、それぞれの言葉や表現でアピールしましょう。
 千葉や鹿児島では障害者・患者9条の会が結成されました。各地で障害者・患者9条の会をつくりましょう!
すべての障害者・関係者のみなさん
 「総がかり行動」として、7月26日、28日に大規模な集会が予定されています。学生たちなどの国会前集会も連続し、各地でもさまざまな集会・デモがとりくまれています。それぞれに連帯して、戦争法案断固阻止の大きなうねりをつくりましょう!
 また、インターネットの活用、新聞やテレビ・ラジオなどへの投書など法案反対の世論をつく りましょう。
 今後、国会審議の舞台は参議院に移ります。しかし、憲法違反の戦争法案は廃案にするしかありません。国会終了の9月末まで、ありとあらゆる智恵と力を結集して、全国各地で平和と民主主義、自由と人権を守る戦後最大の運動を起こし戦争法案を断固阻止しましょう。 戦争と障害者のしあわせは絶対に両立しません!
8月28日JD集会後+30日=国会包囲100万人行動!へ
  8.28日(金)17:30~16:30 憲政記念館玄関付近でミニ集会
  8.30日(日)13:30 憲政記念館入口付近集合 全国100万人行動に連帯します

  
 500名がつどったJD「戦後70年と障害者」8.28憲政記念館。 その後、国会正門前で障害者・患者9条の会でアピール
  
 ●
国会正門前での藤野高明さん(動画3分)

 
 7.26 炎天下2万5千人の100名!

 戦後70年と障害者を後援し成功をめざします!
 戦後70年と障害者 わたしたちには聴こえます!戦争の足音が…
 -障害者のしあわせと平和を守ることを一つにして-
 日時=2015年8月28日(金)  会場=憲政記念館(永田町1-1-1)
 基調講演=沖縄戦の心の傷が今に問うもの 蟻塚亮二(精神科医・メンタルクリニックなごみ所長)
 平和を語りつなぐパネルディスカッション
  コーディネーター:藤井克徳(JD代表)/アドバイザー:蟻塚亮二
  パネリスト:戦争体験障害者 水野ミサ(聴覚障害・東京)/藤野高明(視覚および肢体障害・大阪)/
  松本昌介(元肢体不自由児学校教員・全国肢体障害者団体連絡協議会役員・東京)

声明  障害者・患者はいのちを奪う戦争法案に反対します
 2015年6月4日  障害者・患者9条の会
 安倍内閣は、戦争立法である安保関連法案を5月14日に閣議決定し、一括審議をすすめています。
この法案は、自衛隊の活動範囲を世界中に拡げ、今まで憲法9条があることで違憲とされていた集団的自衛権の行使を可能とするものです。
 これは、実質的に、平和憲法をなし崩し、日本が世界中の戦争に突入していくことを意味するきわめて危険なものです。
  今年は戦後70年の大きな節目です。私たちは過去の戦争のなかで、障害者は社会に役立たない「穀潰し」「非国民」とさげすまれ、差別され、抑圧されたことを思い出さずにはいられません。戦時体制の下、障害者の人権は保障されませんでした。
障害者は平和でなければ生きられないのです。また、私たちは、被害者としての戦争に反対するだけではなく、加害者としての戦争にも反対します。
  いま「勝ち組、負け組」「自己責任」の考え方が強まり、社会保障は切りすてられ、一方で「福祉の市場化」「税金を払える障害者に育てる教育」などが推し進められています。
新自由主義は1%の「勝ち組」のために、99%の「負け組」から、お金を吸い上げます。そして、戦争は、軍需産業に莫大な利益をもたらし、同時に貧困や格差をうみだします。
  安倍首相は「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にない」と言いますが、まったく信じられません。
過去、国連の決議などに反して、アメリカが一方的に各地を攻撃したイラク戦争を思い起こせば、「信じろ」というのは無理な話です。
 昨年、わが国も批准した障害者権利条約は、誰もが平等に生きる権利を保障するものです。戦争と障害者のしあわせは絶対に両立しません。
 私たちは戦争法案に断固反対します。平和憲法、その根幹である9条を守り、発展させるために各地で全力でとりくみます。
 声明(wordファイル)


九条の会全国一斉行動 呼応
014年10月5日(日) 東京・中野  情勢学習・行動集会を開催
 2014年10月5日(日)
 講師 千田 善さん(国際ジャーナリスト・オシム元日本代表監督通訳)
    
 「明日戦争がはじまる? ~ユーゴ紛争から学ぶこと~」
 

 ◆開会あいさつ+行動提起(動画・字幕付)  障害者・患者9条の会2014.10.5アピール(word)  チラシ

2014年7月4日(金) 緊急!情勢学習交流集会
 緊急のよびかけでしたが、雨模様の中、100人の障害者・関係者がつどったすごい学習交流集会となりました。
 講師の小森陽一さん(九条の会事務局長・東京大学教授)は、7月1日、安倍内閣によって、国会無視、憲法を違反しての「解釈改憲」決議に対して、そのデタラメさを明確に批判するとともに、戦後の日米同盟やアジア情勢を解説しながら、平和憲法を守るとりくくみをメチャクチャわかりやすく語ってくれました。参加者は、シンプルでかつおもいのこもった集会アピールを全員で採択! 10月5日(土)には都内で集会と宣伝活動にとりくむことを確認しました

 ◆
 ◆  ◆ 
集会アピール(JPG)   
2013年 9月8日(日) 交流・討論集会
 身近な暮らしから 憲法について みんなで語ろう
    ~憲法ってだれのためにあるの?~
 
 
2013年9月8日(日)、東京の戸山サンライズを会場に54名が参加。一人一人がしっかり学び、自分の身近な暮らしの視点で、自分の言葉で意見をのべて、みんなで語り合うことができました。自民党憲法改悪案に対して、自分の考える憲法の大切さを熱く語りあう濃密な時間でした。
◆開会あいさつ 太田修平世話人(動画)
◆よびかけ人あいさつ 花田春兆(動画)  吉本哲夫(動画)  吉川勇一(動画)
若手3人の世話人による改憲案の問題点と私たちの課題
  坂下 共=「日本国憲法と立憲主義について」 報告動画   報告資料(word)
  安藤史郎=「戦争・平和について」 報告動画   報告資料(word)
  家平 悟=「憲法が保障するものは国民の人権」 報告動画   報告資料(word)
◆資料 自民党「日本国憲法改正草案対象表」(H24年4月27日)(PDF)

●九条の会からの訴え 「九条の会のみなさんへ」

 2004年6月、私たちは「九条の会」を発足させ、「日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、『改憲』のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力をいますぐはじめること」をよびかけました。これに応え、全国各地、各分野に7000を超える「九条の会」が結成され、それぞれが創意あふれる運動を展開してきました。私たちはみなさんのこの間のご努力に心から感謝し、敬意を表します。しかし私たちは今、その努力を飛躍的に強めることが求められる重大な局面を迎えています。
 安倍内閣・自民党は小選挙区制という極端に民意をゆがめる選挙制度の力で得た虚構の多数を背景に、改憲に向けて暴走しはじめました。安倍首相はその入り口として憲法96条をとりあげ、現在衆参それぞれの3分の2の賛成とされている憲法改正の発議要件を過半数に緩和するとしています。これが、時々の多数派のつごうで憲法を変えられる状況をつくりだし、立憲主義を破壊するものとなることは明らかです。
 しかも安倍首相の真のねらいは、96条改憲を突破口に、9条改憲につきすすむことにあります。
 すでに自民党は「日本国憲法改正草案」を作成し、第9条については、自衛隊を国防軍として個別的・集団的自衛権の行使やアメリカの組織する多国籍軍への参加を可能にするよう改変しています。また、軍法会議の設置や軍事秘密保護法の制定、首相による非常事態宣言の発令など、「戦争をする国」をめざした体制づくりを全面的にすすめようとしています。
 同時に安倍首相は、憲法の明文改憲が実現する以前にも、憲法の解釈変更によって「憲法9条のもとでは許されない」とされてきた集団的自衛権の行使を可能とし、海外でアメリカと一体となった武力行使をおこなおうとしています。
 私たちは憲法9条の精神を根本から否定する明文・解釈両面からのこうした企てを絶対に許すことはできません。
そのため、全国の「九条の会」のみなさんに、あらためてつぎのことをよびかけます。

◎全国の「九条の会」は明文・解釈両面からの改憲攻撃について学習と話し合いをおこない、 その成果をふまえ職場・地域の草の根から改憲反対の世論をつくり、安倍内閣や改憲勢力を包囲しましょう。
◎「九条の会」の輪をもっともっと大きくし、ゆるぎない改憲反対の多数派を形成しましょう。
◎ブロックごと、都道府県ごとの交流集会を開き、お互いの経験に学びあい励ましあいましょう。
 その成果をもって「全国交流・討論集会」に参加しましょう。 
 2013年5月17日 「九条の会」よびかけ人一同


2011年 9月3日「白熱教室2011」開催
平和に生きる権利を
 いま、何を学び、何を行動するか
 まさに白熱教室 なかざわまさおさん
 記念講演 中澤正夫(精神科医)
   「原爆から原発を見る -ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ、そしてフクシマ」
(要旨)
 
特別報告 坂下共「軍隊を持たない国 コスタリカの今に学ぶ」
  赤旗 9.4(PDF)
結成1周年記念集会のビデオ再掲載

2009年9月5日 結成4周年集会に100名
いまこそ憲法9条・25条の輝きを 
障害者・患者は平和の中でこそ生きられる
 会場いっぱいの参加者 発言がつづいた
 2009年9月5日(土)   明治大学
 
記念シンポジウム
    小川政亮(社会保障研究者) 「権利としての社会保障」の徹底追及を!
    松本昌介(元教員) 障害者にとって戦争とは! 東京の障害児学校の学童疎開
    鈴木洋子(肢体障害者) 戦争で障害者になって!
    コーディネーター=家平悟(障全協事務局次長)

 小川先生 松本さん 鈴木さん 
シンポジウム+フロアートークなど当日の記録

  2008年9月6日(土) 結成3周年企画
 「人権と平和を考えるつどい」 東京・多磨全生園に100名

 つどいには、大阪や新潟、群馬、茨城などからも駆けつけ、地域の作業所や大学生など、20代、30代の参加もめだちました。
シンポジスト3人の生きてきた歴史は、まさに日本国憲法を具現化すること、闘いながら実現することでした。
フロアーからは障害者や患者、関係者がつぎつぎに発言して、憲法9条や25条の意味を深く再確認しました。
 「私たちは孤独なマラソンランナーではなく、一人一人独立したリレーランナー。
まだまだ先輩たちには全力で走ってもらわなければならない情勢ですが、それぞれが次の世代に憲法という”いのちのバトン”をリレーしていきたい」と改めて決意を固め合ったつどいでした。

 多磨全生園の会場はいっぱい
 ユーモアには笑いも
 平沢さん 吉川さん 岩佐さん
 日時=2008年9月6日(土)  会場=多磨全生園
 
あいさつ=太田修平(障害連代表) 世界の宝、憲法九条を実現させるとりくみを(PDF)
 
よびかけ人あいさつ=吉本哲夫(障全協会長)
 
●人権と平和を考えるシンポジウム
   シンポジスト=
    平沢保治(元多磨全生園患者自治会長)
    岩佐幹三(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長・元金沢大学教授)
    吉川勇一(市民運動家・中途障害者)
   コーディネータ=薗部英夫(全障研事務局長)
 
午前に「ハンセン病資料館ツアー」を30名をこえる参加で行いました。
   国立ハンセン病資料館
 
集会のようすを伝えるしんぶん赤旗9月7日 PDF版   WEB 
2007年9月29日(土) 結成2周年企画
「映画と交流のつどい」
 
100名の参加で開催しました。
 戦後60年、いのちは憲法で守られてきた。戦争は絶対させてはいけない!
 第1部 ドキュメンタリー映画 『シリーズ憲法と共に歩む』
第一遍 戦争をしない 国日本
 写真1 写真2 写真3
 第2部 よびかけ人&フロアーのトーク

声明
平和憲法改悪阻止にむけて運動の一層の強化を
 
-「国民投票法」の成立という新たな局面をむかえて-

    2007年5月21日   障害者・患者9条の会

 さる5月14日、「国民投票法案」は、国会で採択されました。十分な論議を経ず、市民や野党の反対を押し切り、強行したことに強く抗議するものです。3年の凍結期間の間に、改憲、特に9条のあり方をめぐる議論が急速にすすめられていくことは、自明の状況となっています。
 私たちは平和憲法を守り、戦争や暴力のない社会をめざしていこうとする障害者・患者を中心とする市民の集まりです。
このような状況の中、なんとしても「改憲」のくわだてを阻むため、あらゆる努力を行なうことの決意を新たにしています。
 「国民投票法」は、最低投票率の規定の欠落、広告規制のあり方、公務員への過剰な縛りなどの問題が指摘されるなど、議論は不十分です。にもかかわらず、安倍政権が強引にこの法律を成立させ、憲法9条を改正しようとしているのは、日本を、アメリカが世界のいたるところで行なっていく戦争にすすんで参加する国にさせようと、憲法の改悪を強行するためだからです。
 戦争になれば、障害者・患者など「弱者」と呼ばれる人々が真っ先に切り捨てられてしまうことは歴史の多くの事実が物語っています。
第二次大戦でも軍隊に殺された障害者は少なくないと証言されています。
 世界ではいつもどこかで戦争が起こっています。しかし、「弱者」と呼ばれる「弱さ」の中に人間としての真実を見出だせないでしょうか。
いま、すべての人々との調和を築くための"知恵"が必要とされているのです。日本という国も世界の中でそうあるべきではないでしょうか。
その具現化がまさに平和憲法そのものなのです。
 いま日本は分岐点にあります。
 過去の過ちを繰り返さないためにも平和憲法を守っていくこととが、私たち日本の市民に課せられた責任です。
 私たちは、多くの市民との連帯をさらに広げ、平和憲法の改悪阻止に向けたとりくみの具体化と行動を進めていきたいと考えています。

5月10日 緊急声明

 追悼 秋元波留夫さん (よびかけ人・精神科医)
あきもと はるお さん 秋元波留夫さんが、4月25日、肺炎のため亡くなられました。101歳でした。
秋元さんは、障害者運動に関心を持たれ、深く関与してこられました。
昨年9月9日に、障害者・患者9条の会結成1周年集会でのべられた
20分間の気魄あふれる「あいさつ」
を忘れることができません。
いのちのバトン、しっかりと受けつぎます。
  ●ご逝去のお知らせ

 結成1周年記念集会 (2006年)
 せまり来る戦争! 語りつぐ平和!
 私たちは平和でなければ生きられない
 障害者・患者9条の会が結成されてから、兵庫、和歌山、埼玉などで会が生まれ、退職教職員の会などもつくられています。
視覚障害者の九条の会もこの日結成されました。会場には関東だけでなく、大阪、島根、長崎などから80名が参加しました。
 日時=2006年9月9日   会場=明治大学駿河台キャンパス
 ○結成1周年集会の記録
 ○映像ドキュメント研究会による結成1周年記念集会の記録ビデオ

 賛同者 第三次分を発表 700名こえる。 
  きょうされん戦後60周年特別企画
 
講演と映画のつどい
 2005.12.10 310名で成功しました。

 障害者・患者9条の会 結成のつどい 2005.9.10

  障害者・患者のみなさんへ
 いまこそ日本の平和憲法を守る運動にとりくみましょう!

 「九条の会」アピール (http://www.9-jo.jp/appeal.html) にあるように、いまわが国は、日本の平和憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決をめざす国の在り方を根本的に転換し、軍事優先の国家へ向かう道を歩んでいます。
 戦争は、いのち、文化、経済を破壊します。その度に、障害者は、社会的に役立たない「穀潰し」「非国民」とさげすまれ、差別され、抑圧されてきました。
 障害発生の最大の原因は戦争による暴力です。
 戦争と障害者のしあわせは絶対に両立しません。
 障害者は平和でなければ生きられないのです。
 日本の憲法は、戦争と軍事国家への厳しい反省のもとに獲得された世界に誇るべきものです。
とりわけ、第9条は、憲法の根幹であり、第25条はじめ、戦後、私たちの努力によって実質化されたさまざまな権利の土台となっています。
 障害者の社会への「完全参加と平等」をアピールした国際障害者年は、世界平和の強化を強調し、いま国連では、障害者権利条約制定への動きが大きくすすんでいます。
平和を求める世界の世論は圧倒的に多数派なのです。
 私たち、障害者・患者は、平和と人権保障を求める内外の動きに連帯し、平和憲法を守るという一点で強く手をつないで、なんとしても「改憲」のくわだてを阻むため、障害者・患者9条の会を設立し、あらゆる努力を行なう決意です。
 2005年6月24日

 よびかけ人
 
秋元波留夫/楠敏雄 /橋本宗明/花田春兆/平沢保治/宮尾修/茂木俊彦/吉川勇一/吉本哲夫

花田春兆 いまこの時に 8月25日「しんぶん赤旗」 「私たちは戦争時代「人間」ではなかった」
  新憲法第1次案(現行憲法対照) 2005年8月1日 PDF
 
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世話人 白沢仁・市橋博・家平悟(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会)/多田薫・坂下共(きょうされん)/薗部英夫・社浦宗隆(全国障害者問題研究会)
住 所  日本障害者センター気付 〒169-0072 新宿区大久保1-1-2 富士一ビル4F TEL03-3207-5621  FAX03-3207-5628
   
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