発達診断セミナー 2025年11月30日  

発達診断セミナー案内チラシ(PDF)は上の画像をクリック してください

教育と保育のための
発達診断セミナー
2025年11月30日(日)

=2025年11月30日(日)13:00~16:40
ZOOMウエビナーでのオンラインライブ開催です(見逃配信あり)
共催=NPO法人発達保障研究センター、全国障害者問題研究会
参加申込は9月1日~11月20日 下記ボタンから
◆よびかけ
テキスト編者:白石正久(龍谷大学名誉教授)・白石恵理子(滋賀大学名誉教授)

 発達の理解は、「何でなんだろう」「どうしたらいいんだろう」という子ども、なかま、そして自分自身への「問い」に、大切なヒントを与えてくれます。独りで答えを探せないときには、同僚と「問い」を共有しながら学びあい、語りあってみましょう。
 今回のセミナーは、「発達段階別」の解説ではなく、それぞれのライフステージにおいて、保育・療育、教育、生活・労働の支援に発達診断の視点をどう生かすかをテーマとしました。
 ぜひ、職場や地域の働く仲間を誘ってご参加ください。初めて参加される方には新鮮な学びの喜びが、繰り返し参加されている方には、自分自身の変化への喜びが、きっと感じられることでしょう。
プログラム

(1)乳幼児期の療育と発達
高橋真保子さん(社会福祉法人コスモス 発達相談員)
 乳幼児期の療育(児童発達支援)において、子どもの発達理解の大切さを事例を通して考えたいと思います。行動の奥にある子どもの発達への願いを職員や親が共通して理解していくなかで、子どもは周りの大人への信頼感を確かなものにしていきます。(テキスト上巻Ⅴ-1章)

(2)遊びと発達~ライフステージを一貫する遊びの発達的意義
服部敬子さん(京都府立大学)
 子ども時代に「われを忘れて」楽しいことやおもしろいことに熱中する遊び経験に満ちていることは、その後の人生も豊かに支えていきます。「忘れられた権利」と言われてきた「遊ぶ権利」をすべての子どもに保障する手だてや条件について研究と実践から学んできたことをお話しします。(テキスト上巻Ⅱ、Ⅲ-2~4章、下巻Ⅱ-6章)

(3)学童期の発達と実践
川地亜弥子さん(神戸大学)
 学童期には保護者のいる家庭、先生のいる学校とともに、子ども同士でつくる「第3の世界」が大切になります。ゆたかな学校教育とともに、子ども同士で遊ぶことを権利として保障したいものです。放課後の生活にも目を向けつつ、発達的な子ども理解について、実践をもとに深めていきます。(テキスト上巻Ⅱ、Ⅲ-4章、Ⅴ-2章)
参加費(一人あたり)
一般=5000円/全障研会員=3000円/学生・障害者=2000円

申込受付期間 2025年9月1日~11月20日

問合先
電話 080-4332-2601 9時から17時(土日休日除く)
メールアドレス s2025@nginet.or.jp(最初のsは小文字です)
NPO法人 発達保障研究センター
〒162-0801 東京都新宿区山吹町4-7 新宿山吹町ビル5F 全国障害者問題研究会内

本セミナーのテキストは『新版 教育と保育のための発達診断』上巻下巻です
*目の前の子どもの姿に学びつつ幾度も繰り返しテキストをたどることを願って編まれています。今回は上巻の内容を中心に学びます。
*セミナー参加者には、テキスト等の特別な購入案内を別途メールしています
 

 


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 目の前の子どもや障害のある人びとがみせる、瞳の光や指先の動き、言葉にならない声の一つひとつに、大切な意味、煌めきがあります。それを「明確なエビデンス」ではないと排除する「科学」観にいつの間にかのみ込まれてはいないでしょうか。
 発達は、他者と手をつなぎあうことを知り、そのつながりや集団を通じて、みんなが幸福になれる社会を創っていく過程でもあります。
 白石正久・白石恵理子『発達のなかの煌めき 上 子ども・障害のある人びとの発達』

全国どこでもインターネット接続の環境、Wi-Fi環境の条件があれば受講できます。あらかじめ通信環境はおたしかめください。スマートフォンやタブレットでもアクセス可能ですが、機種によっては動作不良を起こす場合があります。視聴などの方法は、以下の「つなぎ方ガイド」をご参考ください。 イメージ
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「Zoomミーティング」つなぎ方ガイド パソコン編(PDF)
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