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当面する全国事務局体制について

◆当面する全国事務局体制について  2020年6月4日

新型コロナウイルス感染に対する「緊急事態宣言」の解除、東京の「アラート発令」などの状況を総合的に検討し、当面つぎのようにとりくませていただきます。

全国事務局は「原則在宅勤務」から「開所」します。状況に応じての「時差出勤」や「フィジカル・ディスタンス」などに留意します。

なお、今後の情勢により、適時変更させていただきます。


◆全国事務局の臨時体制について 2020年4月2日
新型コロナウイルス感染による緊迫した情勢の下、なによりもスタッフなどの安全と生命を守るため、全国事務局は当面、原則在宅勤務体制とします。
そのため窓口は、電子メール info@nginet.or.jp  を基本とさせていただきます。
物流は遅れることもお許しください。
なお事務所運営の基本方針は、今後の情勢により適時変更させていただきます。
2020年06月04日

声明=新型コロナウイルスをめぐる情勢の下で障害児者の権利を守るために

声明 新型コロナウイルスをめぐる情勢の下で障害児者の権利を守るために

 

2020年5月9日

声明
 新型コロナウイルスをめぐる情勢の下で障害児者の権利を守るために

                     全国障害者問題研究会常任全国委員会


 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をめぐる問題が広がるなかで、社会保障の仕組みの決定的な弱さをはじめ、日本社会の抱える矛盾が露呈しました。そのなかで、障害児者や家族の生活にとりわけ大きな困難が生じています。
 そうした状況のもと、私たちは、少なくとも以下のようなことを確認し、障害児者とその家族、また障害児者に関わるさまざまな人たちの人間的な諸権利を守り、発達を保障することが必要だと考えます。

◎今年3月には、国会でほとんど審議されることなく、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改定されました。そして、4月には、改定法に基づき、緊急事態宣言が発令されました。さらに、安倍首相は、緊急事態条項の創設を主張しつつ、憲法九条の改変を含めた改憲を進める意思を表明しました。感染の拡大に便乗して権利制限の仕組みを強化すること、改憲を図ることは、絶対に許されません。

◎アメリカ合衆国のいくつかの州などでは、感染が拡大した地域において、障害者の治療を後回しにする事例や、障害者や高齢者に人工呼吸器を装着させない事例が起きていると報じられています。すべての命は平等です。障害を理由に命が軽んじられてはならないことが、再確認されなければなりません。

◎慢性疾患への日常的な治療、体位変換、呼吸、摂食などの重い機能障害への医療・介護と家族への支援、施設入所しつつ通学している子どもの生活保障など、複合的な権利保障を必要としている実態の把握と施策の必要を看過してはなりません。

◎乳幼児期の発達保障の場である児童発達支援に、事業所の閉所や感染予防のために、多くの子どもが通えなくなりました。家庭内に限られた生活は、子どもの精神や生活リズムを不安定にし、その行動や健康の問題が家族を疲弊させています。子どもの活動の場の確保や家族の相談支援のための具体的な方策が求められます。

◎学校の臨時休業が続くなか、「グローバルスタンダード」や「留学」なども理由に、「9月入学」の導入が主張されています。危機に乗じて拙速に学校制度の根幹を変えることは許されません。障害児者の豊かな生活と発達をめざす立場からは、グローバル経済やエリート人材育成ばかりに目を向ける傾向も見過ごすことができません。今必要なことは、すべての子どもたちのこころとからだの状況をていねいにつかみ、そのねがいに応える学校再開の在り方を、多くの知恵を集めて考えあうことです。

◎学校を臨時休業にしながら、障害のある子どもの居場所を放課後等デイサービスや学童保育に求めるこの間の施策は、感染防止という面においても不合理であり、教育と福祉の関係性にも大きな歪みをもたらしました。子どもたちの、子どもらしい生活と権利を守るために、関係者がいっしょになって考え、それぞれの役割を果たしていくことが求められます。

◎感染の防止は必要なことですが、学校や施設を休校・休所にすれば問題がなくなるわけはありません。家で過ごすことが難しい子どももいます。毎日の通所に張り合いを感じてきた人もいます。障害のある子どもたちの学習や生活、障害者の仕事や生活を守るために、何ができるのかを考えていかなければなりません。

◎障害児者支援の領域においては、「日額報酬制度」の問題性が改めて顕在化しています。財政面を心配することなく、事業所・職員が最善を尽くせるよう、開所の場合にも休所の場合にも事業所の運営が守られるような緊急施策が必要です。また、事業所の安定した運営が可能になるよう、制度を抜本的に見直すことも、今後において求められます。

◎今、各地の障害児者支援事業所、生活施設、医療機関等では、障害児者の発達や生活を支えるために、感染の不安を抱えながらも、多くの人たちが懸命の努力を続けています。そうした努力に応える施策や、現場の努力だけに問題解決を委ねない施策が、早急に実施されなければなりません。


2020年05月10日

第54回全国大会(北海道)中止のお知らせ

第54回全国大会(北海道)中止のお知らせ

2020年4月19日

関係のみなさま

 全国障害者問題研究会 全国委員長 越野和之
 全障研第54回全国大会 準備委員長 二通 諭

全障研第54回全国大会(北海道)中止のお知らせ

 新型コロナウイルス感染症が拡大し、深刻化するなかで、当会は、9月12日(土)、13日(日)に北海道(旭川市)で開催を予定していました第54回全国大会を中止する判断をいたしました。

 開催地の準備委員会では、大会のための会場確保などとともに、北海道ならではの内容の準備を進めており、大会案内も作成したところでした。しかし、コロナウイルス感染症は拡大しており、終息の予測もできないなかで全国規模の人の移動を伴う大会開催の判断はできないこと、大会準備や大会参加の中心となる道内の教育や福祉の現場も今後の見通しがたたず、大会準備活動もむずかしいこと、感染への不安があるなかで、当初の予定の企画が実施できない状況になっていることなどを踏まえ、大会参加を予定していた方々や、より多くの方々の生命と健康を守るという立場から、苦渋の決断として中止を決定しました。

 あわせて、新型コロナウイルスをめぐる状況は予断を許さないことから、北海道開催の第54回全国大会の延期も行わないこととします。
 なお、道内では、全国大会開催に向けたこれまでのとりくみを今後につなげていくために、新型コロナウイルスをめぐる状況を見ながら、適切な時期にあらためて独自の企画を実施することを検討します。

 末筆ながら、全障研第54回全国大会(北海道)の開催準備に関わられたすべてのみなさまの今日までのご協力とご奮闘に、心より感謝申し上げます。全障研は、当会北海道支部と力をあわせて、障害者の権利を守り、発達を保障する研究運動をさらに進めていきたいと思います。

 ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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2020年04月19日